らくらくスマートフォン プレミアム (F-09E) 開発メモ

日本Androidの会 福祉部に参加していたらF-09Eを借りられる機会を得ましたので諸々メモします。

らくらくスマートフォン プレミアム (F-09E) はこれまでのらくらくスマホとは違い、Google Playからアプリをダウンロードして使えることが特徴の一つです。
そのため、開発者はらくらくスマホの特徴である下記を利用したアプリケーションを作成することができます。

  • 日本語音声読み上げを標準サポート
  • らくらくタッチパネル(軽くタッチしてもフォーカスが当たるだけでonClick等が呼ばれない)に対応
  • 富士通スマホに搭載されている各種センサー向けライブラリを使用可能(歩数計活動量計、カメラ脈拍計、睡眠測定、歩行検知、3Dモーションセンシング、認証、歩行状態判定等)

こちらの開発者サイトからサンプルコード、ライブラリ、ドキュメントをダウンロードできます
携帯電話(アプリケーション開発者向けソフトウェア開発キット) - FMWORLD.NET(個人) : 富士通

今回は、addon_fujitsu_api_3_for_api17.zipをダウンロード。(ソフトウェア使用許諾契約書に同意する必要があります)

サンプルアプリのビルド
EclipseでインポートすればOKですが、ちょっと注意する必要があります。

例えば、サンプルアプリCameraPulseMeterTestに使用するcamerapulsemeter.jarはただのスタブであり、実装は端末側にあるようです。
ですので、コンパイルするときには必要になりますが、apkには含めてはいけません。
含めると、apk側のスタブが優先されてしまうようで、空実装のため異常終了すると思われます。

対策:Eclipseではlibsにjarを置くと、apkに取り込まれてしまいますので、プロジェクトルート直下等libs以外の場所に置く必要があります。

ただし、同じくSDKに同梱されているBatteryStatusUtilTest等は、batterystatusutil.jarをapkに取り込まないと動作しないようです。
ここらへんちょっとわかりにくいですね。

今日はとりあえずここまで。